コラム

2018年3月14日

豊田の不動産屋【伍代】が教える『不動産の価格』

皆さんは、土地の値段がどうやって決まるかご存じですか?

大体の部分は、皆様の知っている通りです。

しかし、ここでは少し詳しく解説します。

まず、第1は近隣相場が基本になります。

売却する土地のエリアで、近年の売却事例を探して、相場の上限と下限を確認します。

仮にですが

安くて坪当たり47万円

高くて坪当たり52万円

としましょう

相場が判明したら、個別の土地の事情です。

土地の形は?

※旗竿地など様々あります。

用途指定はなにか?

※建てられる建築物の規制を確かめます。

再建築が可能であるか?

※接道状況によって再建築不可の場合あり

道路との高低差はあるか?

※土留めコンクリート擁壁などが必要か、または既設の土留めの耐久性に問題がないか確認します。

越境物はないか?

※隣地のブロック塀や、屋根の日差し、埋設配管、電柱などを確認します。

土壌汚染の可能性はないか?

※過去の地歴を調べて、工場や産廃施設、資材置き場としての利用の有無を調査します。

軟弱地盤ではないか?

※過去に沼、池、用水路で無かったかの確認

構築物や残留物がないか?

※柵やフェンス、物置小屋、などの状況を確認します。

近隣の状況は大丈夫か?

※ゴミ屋敷や騒音おばさん、有害施設などは近くにないかを確認します。

特殊事情を確認します。

※近隣での事件事故、敷地内での時間事故を確認します。

日当たりの確認をします。

※南向き、東向きなどの確認をします。

周辺環境の確認をします。

※雑木林などが隣接していないか、騒音はあるか、水路はあるか、歩道はあるか、通行量は多いか、臭いはないか、街灯はあるか、コンビニやスーパーなどは近くにあるか、学校までの距離はどうか、交通機関へのアクセスはどうか、生活道路は暗い夜道ではないか、など様々な弊社のチェックリストを確認します。

などなど、まだまだ書ききれませんが、土地のチェックを行います。

そして、相場の最高点からネガティブ項目の引き算となります。

しかし、相場の最低点の物件を確認して、同一条件の場合に、その金額を下回らない範囲での引き算となります。

※土地の条件に応じて、相場の最高点を越える状況もございます。

言うなれば、比較減点法及び比較加点法で算定をしています。

※弊社の比較法は明解で不動産業界でもまだ珍しく、同業者の方からの視察やレクチャーの希望もあります。

このような、適切な基準によって価格が決まります。

そして、最終的には、売り主様との話し合いの中で価格を決定し、買取りか仲介(委託販売)を決めます。

買手様の中には、相場より高くてもいいから、絶対に買いたいとの希望もあります。

子どもの教育上、時期を延期できないお客様や、

このエリアを気に入って、ぜひこのエリアで購入したいなど様々です。

土地の価格の決定は、とても複雑で繊細なものとなりますので、興味のある方は一度査定をしてみてはいかがですか?

豊田市の不動産屋【伍代】が教えるシリーズ

豊田市の不動産屋【伍代】が教える『不動産知識』まとめ

売却に関することやご相談については、随時無料にて承っております。

お気軽にご連絡ください。

お問い合わせフォーム

電話相談:0565-26-6667

Translate »